国際がんサポーティブケア学会に参加されたリンパレッツ代表の大塚美絵子さんの記事
上記の記事が、HelC+で連載中です。
興味深い内容です。
がんの意識は日本と海外で違う!がん経験者が国際学会で受けた衝撃とは(1)
がん副作用対策、海外に学ぶ がん経験者が国際学会で受けた衝撃とは(2)
「Cure(治療)、Control(状況のコントロール)、Comfort(生活の質の維持)からなる3Cのバランスをとる」ことや、治療の目的は「治す(Cure)」だけではないこと、副作用対策やケアの面で倦怠感や痺れも重要視すること、支援する対象は患者さんだけでなくサバイバーのご家族やご遺族、支援者(ケアギバー)への意識が高いことなどを紹介されています。
お伝えしているように、治療と緩和ケアは両輪
抗がん剤などの副作用対策を含むサポーティブケアは、早期緩和ケアと重なります。
これまでは攻めの治療を中心に脚光が当たっていましたし、今もしばしばそうです。
しかしそれに耐えられる心身が重要なのだという視点が、日常レベルではまだまだ圧倒的に不足しています。
耐えられる心身を保全し、副作用を可能な限り減らし、楽に治療を受けられるようにすること。
悶々鬱々とした気持ちをいつまでも抱えていれば、心ばかりか身体も傷めます。
早期からの緩和ケアを受けて、相談し、傾聴してもらい、心身の元気を回復します。
これが治療の完遂や、不要な中断や薬剤の減量を回避することになります。
結果、根治や長生きにつながりうるのです。
まだまだ早くかかるのが早期緩和ケアだと思われている
緩和ケアの入院を見据えての、結構ながん進行期においての、「早めからの緩和ケア」はだいぶ市民権を得てきているようです。
ただ早期からの緩和ケアは、今後の入院を見据えての早めからの受診というよりは、治療期からより積極的に、病気自体の経過を変えることを企図するもので、そのために、特に3Cの後二者、つまりControl(状況のコントロール)、Comfort(生活の質の維持)に重きを置いて、それを積極的に為し、すで行われているCure(治療)への好影響の波及を目指すのです。
例えば、リンパ浮腫1つとっても、放置すれば心身に大きな影響を与え、治療意欲にも関わってくるでしょう。
取れる症状は徹底的に取り除き、難しいものは代替策を一緒に考える、それが大切なのです。
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